開催地はNEW ZEALANDです。実はこの大会、昨年2020年3月にも開催がありました。コロナ禍での継続開催とはすごいですね、それこそIRONMANの名の通りタフな大会です。いったいどんな開催内容だったのか、リザルトから調べてみました。
コロナ禍での開催状況
参加者状況は例年と比較して一目瞭然です。
やはり今回は参加者数を絞っていて、例年の3分の1程度、600人規模での開催でした。
参加選手の国籍はほぼNZL。大会がなくて世界中のトライアスリートが我慢を強いられる中、このIRONMAN NewZealandは貴重な参戦機会だったはずですが、さすがに世界中で渡航規制があるのでしかたないですね。海外国籍はわずか8.5%に過ぎません。お隣のAUSでも今回はわずか13名、例年120名前後が参加する日本人も今回はわずか1名、しかもDNSでした。
縮小開催の大会レベル
ここまでは予想通り、そして期待することは
コロナ禍での縮小大会ではKONAスロットが獲りやすいのではないか・・・
そう思ったらまったく当てが外れました。
IRONMAN NewZealand における過去8大会分の種目別TOPタイムを並べてみると、今大会のTOPタイムは例年とまったく変わりません。何ということでしょう、コロナ禍の縮小大会でもIRONMANに出場するTOP選手の速さに関係はないのでした。
エイジTOPタイム
最後にエイジ別の総合TOPタイムをみてみましょう。
なんと、どのエイジも優勝者の総合タイムは例年を上回っていました。
どうやらKONAスロット獲得に有利かもだなんて考えは本当に浅はかだったようです。参加選手が少ないと割り当てられるスロット数も少なくなるので、縮小大会は逆に不利かもしれません。
今回はIRONMAN NewZealand 2021大会の内容を調べてみました。
今年は沢山の大会が開催されるといいですね。